老後までが長い。

祝 アラサー

退職届

 

生まれて初めて退職届を書いた。

今の会社に勤めて2年になる。

2年も務めると仕事にも慣れた。会社の人も好きだ。仕事内容も悪くない。将来性はあまりないけれど、任される仕事にも責任が伴ってきて満足している。

 

というのは建前で本当は最悪だった。

 

本当に会社が嫌いだった。上司とも心底合わないと思っていた。事務職なので年ばかりとって技術は身につかない。転職の際同じ業界に行かない誓約書をかかされるので同業界で仕事することも叶わない。仕事もやればやるほど面倒ごとが増えていくだけでいいことがない。引き継ぎもなにもないキラーパスみたいな業務がある日突然降ってくる。仕事が楽しいといいながら仕事をする同期が羨ましかった。わたしもそうなりたかった。

士族経営故の社長一族のワンマンぶりにも嫌気がさしていた。ともすればパワハラセクハラの域に達しているにも関わらず誰もそれを指摘できない。社外にこのワンマンぶりを知られるのが恥ずかしいとまでいいながらどうして誰も何も言わないのか。そういう企業風土なのだから仕方ないといえばそれまでだ。日本の中小企業ってやつはみんなそういうものなのだほうか。yesマンだけの会社で自分もそうなるのかと思うと吐き気がした。なにが天は人の上に人を作らずだ、めちゃくちゃ作ってるじゃないか。

休みの少なさも本当に嫌だった。年休が90に届くか届かないか程度だ。ハローワークにすら求人の掲載を断られたときいたときには笑ってしまった。拘束時間的にも給料的にも割に合わないと感じていた。残業が多い部署なのでおいそれと有給も使えない。

 

最終的に退職を決定付けたのはメンタルの問題だった。

元々極めて平均的、あるいはそれより細めの体重だったが、そこから10kg体重を落とし、BMIは17を下回った。パリコレもに出られない。

食べられなかったのは最初の1年だけで、2年目からはストレスと食が紐付けられるようになり、イライラしたり嫌なことがあると食べずにいられなくなった。

それでもブクブク太るのは嫌なので、食べたものを吐くようになった。酷いときは1週間毎日吐いてた。立派な過食嘔吐の完成である。どうしてくれるこの気持ち。

 

それに伴って、メンタルのどっかがおかしくなってきた。

2年目の冬頃本当にメンタルが駄目だったときは毎日帰りの電車で泣きながら帰ったがそれ以降本当になんでもないことで泣けるようになってしまった。この前はのった電車が満員だったことで号泣した。阿呆じゃないのかと思うけど本当にそうなのでメンヘラは怖い。

早起きが苦ではない人間だったのに朝起きれなくなり、化粧もしなくなった。流石に不潔すぎるので最低限風呂には入る努力をしたが、たまにできない日ができてきて最終的には2日に1回になった。

 

2年働いたが2年も働くんじゃなかったと思っている。

別に会社が悪いわけではない。さっさと辞めなかったわたしが悪い。

それでも感情論でものをいうと、心底会社が嫌いだし上長も嫌いだ。

次に新卒がきたとして、その人にも同じように接して駄目にしたらいいのにとすら思う。

 

ざまぁみろ。

もうみんなわたしの人生と関係ないところで幸せになってくれたらそれでいいと思う。

 

 

これでもう会社の悪口は言わない。今日で最後。

この仕事でわたしが躓いた障害のいくつかはどこの職場でもそうなりえるものだし、実際こんなのじゃどこに行っても長く働くことなんてできないだろう。自分が駄目だったってことはわかってる。

自分がこれからどうなるかはわからない。時間をみつけてまたゆっくり社会復帰できたらいいと思う。